【世界の祭り】ヴェネチアのマスカレードがフォトジェすぎる
みなさん、ヴェネチアで年に一度だけ開催される、ヴェネチア・カーニバルはご存知でしょうか?
名前を聞いたことがないという方でも、その写真を見れば、きっと一度はどこかで見たことのある光景を思い出すことができるのではないでしょうか。
そう、怪しげなマスクをつけ、豪華な仮装を身にまとった人々で賑わうあの祭りです。
カーニバルでは、世界中から集まった人々が思い思いに用意した衣装を身につけて、フェスティバル期間を目一杯楽しみます。そんな人々の様子を見ているとこちらまで幸せな気待ちになります。
ヴェネチア・カーニバルは毎年、おおよそ1〜3月頃、謝肉祭の時期に行われます。
開催の期間は年ごとに異なり、2018年は1月27日〜2月13日であったのに対し、
2019年は2月16日〜3月5日となっています。
しっかり期間をチェックして、行きそびれないようにしましょう。
私は、今年2018年の2月、ちょうどクライマックスの時期に訪れたので、その時のカーニバルの様子とカーニバルの楽しみ方をお伝えできればと思います。
カーニバルの様子
私が行った時期は終盤に差し掛かっており、最盛期だったこともあって、とてもレベルの高い仮装をした人が多かったという印象です。さらに、滞在期間中にコンテストのファイナルが開かれることもあり、優勝候補のような人がそこら中にいました。
ペアでデザインを揃えてくるのは、かっこいいですね。一人での参加者以上に、彼らのストーリーを勝手に想像してしまいます。
親子での参加なんてのもいいですね。この子が大きくなった時にも、またその子供と参加するんでしょうか。
ベスト マスクド コスチューム コンテスト
こちらは、カーニバルのグランドフィナーレが行われる2日前に開かれる、仮装コンテストです。
毎年、カーニバルの中でも特にユニークな仮装が見られる舞台となっています。
中世の騎士の格好で揃えてる人たちもいました。ヨーロッパの歴史を感じさせてくれますね。
こちらの自転車を担いでいる方が、コンテストでは2位でした。
ちなみに1位は写真を撮り損ねてしまったので、載せられないのですが、イギリスの大英博物館に行った時に似た衣装をアフリカ民族のコーナーで見つけました。
確信はないですが、多分そこからインスピレーションを受けているのではと推測しています。笑
ピカソのゲルニカもゲストで登場しました。
カーニバルの楽しみ方
カーニバルの楽しみかたは人それぞれですが、オススメはこの時期限定のフェスティバルの雰囲気を肌で感じ、美しく華麗な、はたまたミステリアスで不気味な衣装を旅の記念にカメラに収めることです。
また、仲間と仮面を買ったり、顔にペイントをして参加するのも良い思い出になるかもしれません。
最後に、
ヴェネチアは近年、地球温暖化などの影響で、年々沈んでいっていると言われています。
このままいくと、ヴェネチアもカーニヴァルも見られなくなってしまう日が来るかもしれません。
そうならないためにも、私たちは生活の見直しを迫られているのではないでしょうか。
こうした伝統を、これからの世代にも受け継いでいきたいものです。