【スロヴァキア】首都ブラチスラヴァの観光スポット5選

2022年10月31日

日本からヨーロッパへ旅行される方で、スロヴァキアを旅のプランに組み込む人は少数かと思います。

確かに、スロヴァキアはヨーロッパの他の国に比べて、観光地としてはあまりよく知られていませんので、行くのをためらう気持ちもわかります。

しかし、私はヨーロッパに行くという方、特に中欧の国々に訪れる予定のある方は、スロヴァキアを避けてしまうのはもったいないです!。

少なくとも首都ブラチスラヴァには行くことをお勧めします。

その理由は三つあります。

1.オーストリアの首都ウィーンからめちゃくちゃ近い!(バスで1時間程度)

2.しかも安い!(バスなら約2ユーロ)

3.そして、市内を日帰り観光できる!

このように、ブラチスラヴァ観光は、リーズナブルで且つ旅程に組み込みやすいのです。

今回はそんなブラチスラヴァ観光スポット厳選して5つご紹介したいと思います。

ブラチスラヴァ城

その特有の外観から“ひっくり返したテーブル”とも呼ばれるブラチスラヴァ城は、ドナウ川のほとりの小高い丘の上に建っています。

城は、12世紀にロマネスク様式で建てられてから、15世紀にゴシック様式、17世紀にバロック様式で再建が行われ、現在の外観に至ります。

しかし、1811年に火災によって荒廃し、現在の建物は第二次大戦の後に復旧されたものだそう。

城内は国立博物館になっていて、歴史を学んだり、美術品を鑑賞することができます。

こちらは、城の北側に位置するバロック庭園。

ブラチスラヴァ城は18世紀マリア・テレジアの居城ともなっていたこともあり、ウィーンにあるシェーンブルン宮殿の庭園の作りと似ています。

ちなみに、こちらは2016年と、つい最近復元されたそうです。

チュミル像

こちらは、現地語で“のぞきや”という意味のチュミル像の愛称で親しまれている銅像です。

英語表記ではMan at Workなのですが、覗きが仕事ということなのでしょうか??

ちなみに、チュミル像の頭を触ると願いが叶うとされていますので、みなさんも是非。

チュミル像以外にも可愛らしい銅像が街中にいますので、彼らのことも探してみてくださいね。

ブラチスラヴァ市内の可愛らしい銅像たちは、1997年ごろに現れました。

当初、銅像たちは、旧社会主義国家としての印象を払拭するために用いられましたが、現在では観光客を惹きつける街の魅力の1つとなっています。

UFOの塔

歩いていると突然現れた奇妙な形のタワー。

何かと言うと、SNP橋という橋に建つ展望タワーなんです。

このタワーはブラチスラヴァで最も高い95mの建物で、上のUFOのような部分から街の全景が楽しめます。

ミハエル門

ミハエル門は旧市街の城壁にあった門の中で現存する唯一の門です。

14世紀にゴシック様式で建てられた後、16世紀にルネッサンス様式に改築されました。(屋根は18世紀に加えられ、バロック様式

塔は、中世の武器などが展示される武器博物館となっています。

聖アルジュべタ教会

青の教会(ブルー・チャーチ)の愛称で親しまれている、聖アルジュべタ教会は外装も内装も青と白を基調としたなんとも可愛らしい教会です。

私が訪れたときには、ちょうどブルー・チャーチで結婚式が行われていて微笑ましかったです。

一瞬教会であることを本当に忘れそうなくらい、メルヘンチックな教会でした。

最後に

ブラチスラヴァは、ウィーンやブダペストなど他の都市に比べると目立たない印象を受けるかもしれません。

しかし、ここにある建物や銅像たちはどれも人間味のある、親しみやすいものが多いように感じました。

この親しみやすさこそが、この街の魅力であり、人々を惹きつける理由なのではないかと思います。